先ほど(2月15日午後9時30分)、オーケストラの練習から帰って来ました。外の気温は0度、強風こそ吹いていませんでしたが、小雪がちらついていました。
今日は自宅から、自転車で40分離れた「薫公民館」が練習場でした。
市民文化センターとは違って、暖房器具は、指揮者の後ろに「石油ストーブ」が1つあるだけ。「演奏」より、寒さとの戦いでした。指揮者以外、ほとんど、コートを着たり、膝にかけたりしての練習でした。
今朝(2月15日)8時15分、妹の夫の車で、「南東北医療クリニック」へ出かけました。気温は低く寒かったですが、太陽は、春を思わせる輝きを見せていました。
診察の予約は9時。15分前には受付を済ませることができました。
「心臓血管外科」の診察室の前で、妹と椅子に座って待っていました。9時になり、名前が呼ばれ、他の診察室では診察が始まりました。でも、まだ、私の担当医は来ていませんでした。
今日は、今までになく、緊張していました。どのような結果が出ても受け入れる覚悟はしていたはずなのに、やはり、心臓の鼓動がドキンドキンと激しく波打っていました。
病院に着いた時に、トイレを済ませていたのですが、再度、急いで行って来ました。
妹も、緊張しているのが分かりました。
9時15分、担当医の診察が始まりました。でも、私の名前はまだ呼ばれません。2番目に名前が呼ばれ、妹と一緒に、診察室へ入りました。
どのような診断が、担当医から言われるのか、「恐怖感」が全身を駆けめぐりました。
私が椅子に座ると直ぐに、担当医から、「何も異常は見つかりませんでしたよ!」と言われました。
この言葉に、「エー!」と思わず、声を出してしまいました。妹もビックリしていました。
しばらく、何が起こったのか理解できなかったのです。
前の「総合病院」では、「心電図」と「エコー検査」で、はっきり「気になるものがある」と言われ、「「脳腫瘍」より、こちらの方が、先に治療しなければならないかも知れない」とも言われていました。
でも、「「レントゲン検査」、「CT検査」、「血液検査」、「心電図」、「エコー検査」からは、何も「異常」は見つからなかった」とのことでした。「不整脈」についても、「今は出ていない」とのことでした。
「心臓は正常なので、「血栓」は心臓から飛んだのではない」とも言われました。「脳内でも、小さな「血栓」は飛ぶことがある」とも言っていました。
強いて言うなら、これからは、「メタボリックシンドローム」には注意するように、「コレステロール」、「食事」には注意するようにと言われました。
診断が終わり、担当医から、「「脳外科」から言われている、血液を固まりにくくする薬(ワーファリン)を、朝食後、血圧の薬と一緒に飲んで下さい」と念を押されました。
「心臓血管外科」からは、「何も異常はないので、治療も、薬も必要ありません」とのことでした。
診察を終え、診察室を出て、しばらくの間、妹と二人で、呆然としていました。
「本当に、こんなことってあるんだ!」私は、妹に、何度も何度も繰り返していました。
嬉しいことなのに、しばらくは、驚きで、呆然としていました。
確かに、「奇跡」が、再び起こったのです。私は、貴重な体験をしました。
私の新しい人生が始まりました。
病気で苦しんでいる人たちの気持ちを、本当に理解することができるようになりました。
「当たり前にできること」が、どれだけ大切かを思い知らされました。
「生きる」と言うことが、どう言うことかを知りました。
この体験を忘れず、「健康」を第一に、「運動」と「食事」に注意して行くことを、心に誓いました。
今は、前の「総合病院」の医者を恨む気持ちは全くありません。すべてが、私に貴重なことを体験をさせてくれたのです。
午前10時少し前、「南東北医療クリニック」から、タクシーを使い、私のかかりつけの「郡山市医療介護病院」へ、「今日の報告」と、「血液を固まりにくくする薬(ワーファリン)」を受け取りに、出かけました。
病院へ着くと、「受付」を済ませ、診察室前で、少し待ち、診察を受ける前に、診察室の隣の部屋で「血圧測定」をしてもらいましたが、「心拍数」が異常に高いのには、自分でも驚いてしまいました。いつも、お世話になっている看護婦さんもビックリして、「少し落ち着いてから、測定しましょう!」と言ってくれましたが、「今日は、嬉しくて、しばらくはダメですよ!」と言うと、「そうですね!」と、うなずいていました。事情はすべて話し、知っているからです。
「南東北医療クリニック」からの「紹介状(診断結果)」は、まだ届いてないようでした。しばらくして、今届いたと言うことで「診察室」に呼ばれました。郵送されて来たばかりのようでした。
「南東北医療クリニック」からの「紹介状(診断結果)」を読み終えて、かかりつけの先生(医者)も、戸惑っていました。
「血液を固まりにくくする薬(ワーファリン)」について説明があり、1週間分、薬が出ることになりました。
「とりあえず、明日から1週間、「ワーファリン」を服用し、「血液検査」をして、適量を決めましょう」とのことでした。
「ワーファリン」と言う薬は、かなり、微妙な薬のようで、血液を固まりにくくするため、量によっては、歯磨きをした時、歯から出血したり、怪我をした時に、血がなかなか止まらなくなったりすることがあるようです。
この薬を服用し始めると、「納豆」のような、「ビタミンK2」が含まれている食品は、食べられなくなります。「ビタミンK2」は、「ワーファリン」の効果を弱めるからです。
私は「血圧の薬」を服用しているので、「グレープ・フルーツ」は食べないようにしています。「グレープ・フルーツ」を食べると「血圧の薬」の効果を強めるためです。
これで、私の食べてはいけない食品の数が増えました。でも、もっともっと、苦しんでいる人が、たくさん居るのを知っています。私は、これで済むのですから、「幸せ者」です。
「地獄から天国へ這い上がった気持ちです!」と言ったら、うなずきながら、かかりつけの先生、看護婦さんも、本当に喜んでいました。
ブログ友達の皆さん、長い間、心配をかけました。
私の新しい人生が始まります。
これからも、すずめ「チー」、おかめ「アン」、うさぎ「クロ」と共によろしくお願いします。
まだ、私の「頭の中」、「心」の整理がついていません。とりあえず、今日の報告をさせて頂きました。
本当に、たくさんの「励ましの言葉」をありがとうございました。
皆さまからの「ひとつひとつの心のこもった言葉」を、これからも、私は決して忘れません。